型宣言 プログラマー暗黙のルール

以前 変数の型宣言の例として次のような書き方を紹介しました。

moji : str = “文字列”
kazu : int = “整数型”
shousuu : float = “浮動小数点型”



他人からもらったプログラムや
共有で作成するときに、

MOJI : str = “文字列”
KAZU : int = “整数型”
SHOUSUU : float = “浮動小数点型”

といったように、大文字で変数名がつけられていることがあるかもしれません。


それは、おそらく
開発者が意味を持たせている変数の可能性が高いので、

それらの変数の値は変更しない

ほうが望ましいです。



逆に、あなたがプログラムを書いて 人に渡すときに
変更されたくはない変数や関数は 大文字で書く と良いと思います。



これらは暗黙の了解なので、絶対ではないですが。
共有ルールが明記されていない場合は、自分からコメントアウトして
他の人、あるいは将来の自分に周知する癖をつけておきましょう。

メソッド

以下の変数があるとします。

moji = “a,B,c”

これに対して 以下のように記載します。
c = moji.count(“,”)
print(c)



すると
2 と表示されます。


この仕組みは
変数 moji  に対して
count というメソッド を指定したから です。

count とは
count の後ろのコンマ (“,”)が何個あるか数える
という命令です。


moji.count(“,”) と書くだけで
変数 moji が , を何個含んでいるか数えろ
という意味になります。

プログラム言語によっては 関数という場合もあります。

メソッドは そのプログラム言語に当然備わっている特定の命令と考えると便利です。
(メソッドは自分でも作れますが、それは自作関数と言葉を分けていたほうが使い分けしやすいです)

だからプログラム特有のメソッドは 決まったことしかしません。

プログラムを覚える = そのプログラム特有のメソッドをたくさん知っておく
と有利になると思います。

型宣言

python では型宣言は義務ではありません。


python では型宣言はできるものです。

python での型宣言は 以下のように書きます。


変数名(任意):(コロン) 型

moji : str = “文字列”
kazu : int = “整数型”
shousuu : float = “浮動小数点型”

TypeScript の書き方に似てますね。