今日のテーマはキーボード入力2が失敗した理由の説明と修正です。
前回と似ていますが、次のように .py ファイルに記載してみてください。
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i1:int
i2:int
i1 = input(‘Set Number1 ?’)
i2 = input(‘Set Number2 ?’)
i3 = int(i1) + int(i2)
print(i3)
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i1 という変数を 整数型で宣言し、そのi1 に
キーボードで入力された値を格納し、
i2 という変数を 整数型で宣言し、そのi2 に
キーボードで入力された値を格納し、
その値を利用して print しています。
input() が、キーボード入力に関連する python の関数です。
例えば、i1 に5を格納し、i2 に4を格納すると
9 と表示されましたか?
これは算数的に成功ですよね。
前回との違いは、
i3 = int(i1) + int(i2)
print(i3)
の箇所です。
今回は
i3 という変数に int() 関数を利用して
i1 に入力された値を 明示的に整数に変更し、同様に
i2 に入力された値を 明示的に整数に変更し、
足したものを i3 に格納しました。 つまり、数字と数字の足し算 をきちんと実行したのです。
これに対して、前回は
i1 に入力された値 と i2 に入力された値 を並べて表示した
ので、5と4が順番に表示された のです。
プログラムが思い通りに行かないのは
全部 プログラマーが悪いんです。
思い通りに動くことを確認できるまで プログラミング頑張りましょう